
YOKO OTANI×UGOKUMA

今月はCGアニメーターの大谷葉子さんとSTUDIO UGOKIの
コラボレーション企画をお届けします。
UGOKIのマスコットキャラクターUGOKUMAが登場する
ショートムービーを制作しました。
制作に至った経緯と、大谷さんのインタビューも合わせてご覧ください!

コラボレーション企画の発端は
「Robber's Companyのキャラクタを使って何かやってみない?」
と、大谷さんに相談したことでした。
打ち合わせの中で「あのクマみたいなのは?」という言葉がでてきて、
まだ名前もなくラフイメージしかなかったのですが
面白そうなので急きょ作ってみることを決めたのです。

人間の世界に迷い込んで生活しているクマ
という設定は元々あったのですが
もう少しキャラクターのイメージを膨らますため
まずは蛯沢さんにアイディアスケッチを何枚か描いてもらいました。
このころ名前も考え始めました。

3Dモデルはモデラーの市川さんにお願いすることに。
市川さんからは「近年まれにみるシンプルなキャラだね……高尾君でも
作れるんじゃないの?」と、言われてしまったのですが
何とかお願いして制作してもらいました。
いざ作ってもらうと、やはり平面と立体の整合性をとる必要があり
市川さんにお願いしてよかったです。

サングラスを付けた顔が妙に雰囲気があったので
UGOKUMAを監督という設定に変更しました。
いよいよアニメーション制作をお願いするのですが
STUDIO UGOKIのロゴと、UGOKUMAを絡ませ
尺は30秒くらいという縛りを設けて
あとの内容は大谷さんにお任せです。
そして完成したショートムービーはこちらになります!!
大谷さんらしいかわいくてちょっとおバカな
アニメーションができあがり、メンバーも気に入っています。
特にUGOKUMAがメガフォンを振って横歩きするところなんか
いい味がでてるんじゃないでしょうか~
音響効果はPUTBAL SOUNDこと玉置祐介さんに制作していただきました。
今回初めてご一緒させてもらったのですが
上手くまとめていただきありがとうございました!
PUTBAL SOUND

ここからはRobber's Companyでもアニメーションを
担当している大谷葉子さんをご紹介します。
大谷さんは2000年から東京やロサンゼルスの
CGプロダクションに所属し、今はサンフランシスコに住みながら
Robber's Companyのアニメーションを担当してくれています。

CGを始めた切っ掛けを教えてください。
アニメーション制作をしていて楽しいと感じるときは?
しばらくの間幸せになれます」
今回のコラボレーション企画はアイデア出しからアニメーションまでを
お願いしましたが、難しかったところはありますか?
イメージが出来た上がった後は早かったです」
東京とサンフランシスコのやり取りに不便を感じてませんんか?
最後にアニメーション以外で今興味があることは?

今回のコラボレーションはUGOKIにとっても
やり甲斐があり、楽しい企画でした。
これからも様々なアーティストさんやクリエイターさんと
コラボレーションが出来ればと思います。
大谷さんありがとうございました!!

2015.11.18